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1950年代の初頭、ドイツ・ハンブルグにヴェンダックスという自動車メーカーがありました。

一時期は鉄道車両やゴミ収集車などを製造していましたが、自動車製造に参入。

本格的な製品として WS700 と WS750 が発売されましたが、数か月という短い開発期間と技術不足のために世間や批評家から欠陥車とたたかれ、まったく売れずにヴェンダックスという車はわずか１年で自動車業界から姿を消してしまいます。

同じ時代にアメリカでは「タッカー車」の一件がありましたね。

映画『タッカー』で、自動車の新規参入がどれほど難しい時代だったかを興味深く観た人も多いでしょう。

そんな不遇の車”ヴェンダックス”の WS750 という車がミニカーとして発売されます。

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当時の、いかにも「ドイツ」という顔をしたシブい車。

実車は見たことがありませんが、観音開きで雰囲気のあるこのミニカーをぜひ手に取ってみたいです。

価格は、25,850 円（参考価格、税込）也。 2022年12月発売予定。